スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Racing Bromptonの底力

 Racing Brompton Produced By CCR Tokyo

 海を隔てて遠くにあるかの大英帝国には小径車ファンにとっては一度は所有してみたくなるミニベロ
ブランドが2つあります。

 1つはお城で造られている事と巧みなフレームワークで小径車ファンを魅了しつつ値段面でため息しか出なくなるMoulton

 もう1つがMoultonほど高価ではないけど、何か見た目のわりには高価な気もするBrompton

 両者共に Made In Englandなので高くて当然といえば当然。

とりわけBromptonはそのシルエットと意外な走行性の高さのギャップに嵌る人が多く、また折り畳んだ時のコンパクトさはフォールディングバイクの中でも群を抜いています。
(しかもそれが数十年前に設計された物だという事を考えると吃驚です)


 そんなBromptonをレーシーに仕立てたのが当店もいつもお世話になっているCCR Tokyo

東京から送られてきたダンボール箱を開けてみると


P9240576_R_450.jpg
 こんなん出てきました!

「凄いですね」の一言です。

 このBrompton、ただパーツを組み付けただけではなく、外装変速化するにあたって結構な加工を施したり、はたまたホイールをインチアップしたりとかなりの福沢諭吉を必要としている事は確かです。


 で、それを9月の23日に鈴鹿サーキットで行われた自転車の耐久レースに持ち込み走って参りました。

 感想は・・・

「速っ」 でも 「怖っ」

 でした。

ノーマルBromptonの乗り味を知っている私としてはこんなに俊足バージョンはかなり衝撃的でした。

しかし同時に感じたのが車体剛性のなさに吃驚でした。

まあ剛性のなさはメインフレームとリア三角のジョイントを見れば一目瞭然
P9240582_R_450.jpgP9240583_R_450.jpg
これだけで支えてるのですから当然ですわな。

 兎に角下りで50Km/h以上だすと車体の押さえが効かなくなり、緊張のせいか必要以上に汗が出でしまい、でも限界点がどの位なのかは確かめたい気持ちと葛藤しながらピットイン。

 落車せずに無事ピットイン出来た時の安堵感は他の自転車では味わえないのではないでしょうか。


 そもそも創始者のアンドリューリッチーも小さく折り畳める事を大前提に設計してる訳ですから、
そんな自転車にやれ剛性や何やを求める事自体が野暮なのです。


 BROMPTONの走行性能を上げたところで所詮は直線番長とはよく聞きますが、ほんとその通りです。この自転車に高性能を求めてはイケナイのです。

でもこのRACING BROMPTONは決してNGではありませんよ。
こいつで速く走りたいなら乗り手が自転車に合わせれば良いのです。即ち乗り慣れる事です。

今回のレースで私はこのRacing Bromptonを乗りこなす事は全く出来ませんでしたが、走りながらも如何すればこの自転車で上手く走れるやろか?と考えてました。
 

 Racing Bromptonには勝つ為に作られた自転車で速く走るのとは違う次元の楽しさが存在します。

 ある種扱い難さが故に愛着が湧くと言うか、彼是改造して乗りこなせるようになるまでのプロセスも含めて楽しむ懐の深さが魅力なのではないでしょうか。

 分かり易い言葉で表現するなら
「道楽」   
です。

 かなり自転車を乗り継いだ人の飽くなき欲望を満たす為だけに存在すると言っても過言ではないでしょう。

 普通に自転車を楽しんでる人には決して理解されない、出来ない領域なのです。


 ところでCCR Tokyoって何者?自転車屋?問屋?ブローカー? 

その答えはここでは明かせません。

言うと私の命が危ないので (ウッソー)

まあもう暫くミステリアスと言う事で。

 




スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。